ポストカードパルのioogから届いたのは、素晴らしいバランスで頭上に載せた寺への奉納品を運ぶ女性たちを撮ったカード。さて、なぜバリ島では頭の上に載せるのか…。
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バリヒンドゥー教には「浄」と「不浄」の考えがあります。 例えば、「左手を使って食事をしない」とか「人の頭を撫でない」とか「山の方角が浄で、海の方角が不浄」など。
「頭」はバリヒンドゥー教において「浄」で、足が「不浄」を意味します。この考えは、実際の「キレイ」「汚い」の感覚ではなく、精神的なものだと思います。
バリ人は昔から信仰に厚く、今もその信仰は生き続いています。 神様に捧げられるお供え物は、もちろんその為の扱い方が決められています。 お供え物を扱う時は、人間の中でも最も「浄」を意味する場所にある事が大切になわけですね。 「浄」や「聖」を意味する頭の上に載せて、寺院に向かうのはその信仰の為、ということです。
バリ人にとっては、頭が神聖なもの、だから神聖な場所である寺院に運ぶ時、供物を頭の上にのせるのは自然なことなのですねー。
裏面も面白い!仏像マステ(笑)切手はオランダで発売されたワールドカップ記念切手(2014 ブラジル大会)のです!格好いいな。オレンジがきいてる。
ありがとうございました!