今年、ずっと欲しかった万年筆を買いました。PILOT(パイロット)のノック式万年筆「キャップレス decimo ダークブルーマイカ」です。
パイロットのキャップレス万年筆”decimo”の特徴
万年筆といえば、キャップをくるくるっと回し、すっと外して書くもの、という印象があると思うのですが、この万年筆はその名の通り「キャップレス」。つまり蓋がありません。
まるでノック式のボールペンのように、尻軸とカチッと押すだけで万年筆のペン先が出てきて、もう一度カチッと押せば、ヒュッとペン先が引っ込む仕様になっています。空気を遮断するシャッター機構もついているので、ペン先が乾く心配もありません。
つまり、手帳を開いて素早く記入したい、という時でも、万年筆が使えるのです。なんて画期的!
パイロットが開発・製品化した世界初のノック式万年筆が「キャップレス」というシリーズなのですが、今回購入した「キャップレスデシモ」は、「キャップレス」より軸を細くしアルミ製にして軽くしています。そのため、女性の小さな手にも馴染みやすく持ちやすい仕様になっています。
実際に店頭でキャップレスもキャップレスデシモも持ってみましたが、キャップレスはやっぱり私の手には太くて書きづらいな、と感じました。その点デシモは、細い上にちょっと軽くて、すごくしっくりときました。
ペン先の選択
ペン先はFとEFと迷って、EF(極細)にしました。
Fの方がペン先が滑るようにすらすらと書けるので気持ちよかったのですが、decimoを使うのは手帳。小さい文字をぎっしり書くので、それならEFだよね、とこちらに。
軸の色のバリエーションは8種類!選んだのはダークブルーマイカ
軸の色は、このダークブルーマイカの他に、パールホワイト、シャンパンピンク、ブラック、レッド、ライトブルー、バイオレット、ダークグレーマイカがあり、全部で8種類。
ちょっと通常とは違うのは、クリップ部分がペン先の方にあること。普通はノック部分にあるので、最初はとまどうかもしれません。
でも慣れてきたら、全然気にならなくなりました。
ちなみにペン先は、EF・F・M・Bが用意されていますが、色によってはFとMだけだったりするので注意してください。
阪急うめだで購入したらペンケースをもらいました
今回は、初めて阪急うめだの万年筆売り場で購入。1本刺しのペンケースもいただけました。
実際に使ってみて…
ほぼ毎日使っているのですが、非常に気に入っています。ただ、これはちょっと危険ですね。というのも便利すぎて、他の万年筆が使いにくく感じてしまうのです。。
手帳に挟んでおいて、書きたくなったら、ノック!スラスラ〜、がこんなにもストレスフリーとは。気持ちがいいぐらい。
毎年、限定で発売されるキャップレスもあるのですが、もしdecimoの限定がでたらつい買ってしまいそうな勢いです。
もしあなたがまだノック式万年筆を一本も持っていなくて、手帳に合う万年筆を探しているのであれば、絶対買って後悔することはないはずですよ!
PILOT Capless decimo キャップレス デシモ ダークブルーマイカ
コンバータも使用できます。